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離婚・男女問題

【離婚】有責配偶者に関する誤解とよくある質問

2021.05.07

これまで複数回にわたって有責配偶者に関する問題について記事を書いてきましたが、これをQ&Aの形式でまとめました。

 

Q 不倫をすると有責配偶者になるんですよね?

A 不貞行為があったとしても、その時点ですでに婚姻関係が破綻している場合などには有責配偶者に該当しないと判断される可能性もあります。ちなみに、実務的には有責性が問題となるのは不貞行為の事案が圧倒的に多いですが、「有責配偶者」の定義からすると必ずしも不貞行為を行った者に限定されるわけではありません・・・(続きを読む)

 

 

 

Q 有責配偶者からの離婚請求の場合、少なくとも10年以上別居しないと離婚することはできないと聞いたのですが、本当ですか?

A 当事者間で、話し合いで離婚に合意できる(協議離婚、調停離婚、和解離婚ができる)のであれば、有責配偶者からの離婚請求であっても別居期間の長短にかかわらず離婚することが可能です。仮に訴訟において判決に至った場合には、有責配偶者からの離婚請求が認められるための要件をクリアしなければ、離婚することができません。一概に別居期間だけで結論が決まるというわけではありませんが・・・(続きを読む)

 

 

Q 子どもが未成年のうちは、有責配偶者からの離婚請求は認められないんですよね?

A 当事者間の話し合いで離婚ができる場合には子どもの年齢にかかわらず離婚することができます。また、話し合いで解決できず訴訟において判決が下される場合であっても、子どもが未成年というだけで離婚が認められないということにはならないと考えられていますが・・・(続きを読む)

 

 

Q 有責配偶者は財産分与の請求ができないのですか?

A 有責配偶者であっても財産分与(清算的財産分与)の請求をすることができると考えられています・・・(続きを読む)

 

 

Q 有責配偶者は婚姻費用の請求ができないのですか?

A 有責配偶者自身の生活費の請求は認められないとされることがありますが、有責配偶者が子どもを監護している場合には・・・(続きを読む)

 

 

 

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